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背景の制御、スプライト名について
 穂乃井 WEB  - 2010/7/20(火) 0:14 -
  
>たびたびすみません。
>背景拡大と\SP.GOについて教えてください。
>
>β4のサンプルを使い、背景拡大を試しています。
>
>\BG(bg1 , ,0, 0)
>\キャラ(a1, 500)
>キャラ「せりふ。背景拡大します」
>\CM.SXYZ(0, 0, 50, 2000, 0)
>\CM.GO
>\SP.WA
>
>と指示したとき、背景と一緒にキャラの立ち絵まで一緒に大きくなります。
>
>\SP.WA を外してみたり、\CM.SXYZ(0, 0, 50, 2000, 0) の前に再度\BG指示をいれてみたりしてみましたがだめでした(再度\BG指示をいれるとキャラは消えます)。
>たぶんどこかに背景だけ拡大させる(キャラたち絵はそのまま)説明があるかと思うのですが見つけられませんでした。
>
>またβ4サンプルにあった指定 \SP.GO(YUURI) のYUURIというスプライト名は何のファイルで定義、あるいは設定した名前でしょうか? 探してみたけどスーザースクリプト内にしかないようでした。
>これはユーザーが単に名付けただけでしょうか? 私の場合は \SP.GO(キャラ名)にすればいいのでしょうか?


現状の仕様ですと、カメラを制御する形での背景のみ拡大縮小は難しいですね。
カメラを使わず、普通に背景自体の画像サイズを大きくすることで実現できます。
スプライトの画像サイズ倍率を変更するのは \SP.〜BXY 命令で実現できます。
書き方としては以下のような感じです。

----------------------------------------------------------------------

\BG(BG_040,,0,0)

背景表示。

\優理(YUU_1A03)

キャラ「せりふ。背景拡大します」

\SP.2BXY(100,100,150,150,2000) //背景自体のサイズ倍率を2秒かけて(100%,100%)から(150%,150%)に
\SP.GO(BG) //背景は BG というスプライト名

ズーーム。

----------------------------------------------------------------------

スプライト名に「BG」を指定してもらえば、
背景に対して制御できます。
※ただし仕様により、背景の XYZ 移動はできません。


>またβ4サンプルにあった指定 \SP.GO(YUURI) のYUURIというスプライト名は何のファイルで定義、あるいは設定した名前でしょうか? 探してみたけどスーザースクリプト内にしかないようでした。
>これはユーザーが単に名付けただけでしょうか? 私の場合は \SP.GO(キャラ名)にすればいいのでしょうか?

これは、あらかじめ定義ファイルで指定した名前などではなく、
ただ単にスクリプト上でスプライト名を便宜上指定しているだけです。
スクリプト上で、

\SP.ST(YUU_1A03, 500)
\SP.GO(YUURI)

と書くことで、「YUURI」という名前のスプライトで「YUU_1A03」画像を読み込み、

\SP.SX(50,500)
\SP.GO(YUURI)

と書けば、「YUURI」という名前のスプライトに対して、X方向に50ピクセル移動しろと指示し、

\SP.DEL(YUURI)

と書けば、「YUURI」という名前のスプライトを消せ、となります。

ですので、定義ファイルなどで特に定義してはいません。


ただ、立ち絵簡易マクロを使用した場合、少し話が変わりまして、
UserDefine フォルダ内の macro.txt を開いていただくと、

        macro[name="優理"   str="\_ST('YUU',$_M,$_M2,$_M3)" ]

という簡易マクロ用の定義があるかと思いますが、
ここで定義している「'YUU'」というのはスプライト名でして、
つまりスプライト名を定義していることになります。

どういう事なのかこの機会に説明しますと、

簡易マクロを使用した場合、

\SP.ST(YUU_1A03, 500)
\SP.GO(YUURI) //※スプライト名の指定がある

と書くかわりに

\優理(YUU_1A03) //※スプライト名の指定がない

と書けるようになるのですが、
見て分かるとおり、簡易マクロのほうは、「YUURI」という
スプライト名の指定がありません。ファイル名だけです。
これだけでは何という名前のスプライトで立ち絵を生成したり制御したりしていいか
ERIS のほうでわかりません。
なので、定義ファイルのほうで、

「\優理 マクロを使った時は、この名前でスプライトを作ったり制御したりしてね」

というのを、あらかじめ定義しておくことになります。
それが、

        macro[name="優理"   str="\_ST('YUU',$_M,$_M2,$_M3)" ]

の、「'YUU'」の部分です。
このように定義しておくと、

\優理(YUU_1A03)

と書いたとき、

\SP.ST(YUU_1A03, 500)
\SP.GO(YUU)

と書いたのと同じようになります。(※正確には違いますがわかりやすく言うと)


こんな感じでしょうか。
参考になれば幸いです。

※UserDefine フォルダ内の macro.txt で、
'YUU'とスプライト名を定義していますが、
'YUURI' と分けた理由は特にありません。
なのでここは別に'YUURI'でも構いません。

引用なし
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561 hits

背景拡大と\SP.GO命令について るる 2010/7/12(月) 17:59
背景の制御、スプライト名について 穂乃井 2010/7/20(火) 0:14
ありがとうございました。 るる 2010/7/20(火) 10:54

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