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ぽてとです。
>同じぼかしの演出をバックログやセーブ画面の背景にも適用することは可能でしょうか?
結論からいいますと出来ません。
理由はバックログやセーブ画面の背景がボタン画像だからです。
ボタン画像に対して演出命令は使用できません。
よって、ERISの現状の機能では「バックログやセーブ画面の背景のぼかし」はできません。
Yu-ris命令には存在しますので自前でERISを修正し実装する事は出来るかもしれませんが、手間を考えると背景画像自体にぼかし等の加工をした画像を使用する方が楽だと思います。
>フェイス画像の表示をコンフィグ画面内で個別に切り替えられるようにしたいのですが、どこをどう弄ればいいのか見当がつかず質問させていただきます。
>コンフィグ内にボタンを追加する方法は過去の質問からわかったのですが、ボタンに割り当てる設定はどのファイルに記述すればよいのでしょうか…。
認識の違いが怖いので軽く確認です。
「ボタンを追加する方法」というのは、コンフィグ画面設計.ystを修正しコンフィグ画面にボタン画像を表示する事が出来た、という意味でしょうか。
「ボタンに割り当てる設定はどのファイルに記述するのか分からない」というのは、ファイルが分からないという事ではなく、新規にボタンを追加したときにボタン画像を表示した以降にどのファイルで何をすれば良いか分からない、という意味でしょうか。
上記を仮定としたコンフィグボタンの追加方法として回答します。
※ボタン画像を用意する部分は省略してScriptの書き方についてのみです。
■新規にボタンを追加する手順
1:ボタン画像を表示する。(UserDesign\コンフィグ画面設計.yst)
2:ボタン機能を追加する。(ERIS\Scene\CONFIG\ES_CONFIG.yst)
3:ボタン初期値を設定する。(UserDefine\コンフィグ定義.yst)
■1:ボタン画像を表示する。(UserDesign\コンフィグ画面設計.yst)
以下のように記述する。
\BTDEF.GROUP(ES.CONFIG)
\BT.RADIO(230)
\BT.CGSYS("config/btn_tab_system_bt3")
\BT.XY(650+(109+30)*0, 005)
\BT.Z(2010)
\BT.SET(BTN.TAB, 1)
※\BTDEF.GROUPについて
ボタン画像が所属するグループ(コンフィグやバックログ等を設定)を設定する。
記述しない場合は、前回記述されたときと同じグループとなる。
■2:ボタン機能を追加する。(ERIS\Scene\CONFIG\ES_CONFIG.yst)
ONOFF系のボタンサンプルとして「セーブデータ削除確認」を抜粋しました。
//■[セーブデータ削除確認] -------------------------------------------
#=ES.CONFIG.CONF.SAVEDEL.VDEF { @es.GSD(114,12)=@T(13,23);return[] }
#=ES.CONFIG.CONF.SAVEDEL.INIT { \BT.ONOFF($es.BID,@es.BNO,@es.GSD(114,12)^@es.BNO);return[] }
#=ES.CONFIG.CONF.SAVEDEL.ON { @es.GSD(114,12)=@es.BSW^@es.BNO;return[] }
上記内容コピーし、下記の部分を修正します。
・「VDEF」「INIT」「ON」の「CONF.SAVEDEL」を\BT.SET命令で定義した名前に変更する。
・@es.GSD(114,12)の数値をERISで未使用の数値にする。(参考:ERIS\es_GSD.ystで未使用の数値)
・@T(13,23)の数値をERISで未使用の数値にする。(参考:UserDefine\〜定義.ystで未使用の数値)
※参考に書いた部分以外で、ERIS内部で使用されている場合や、今後のバージョンアップで変更される可能性もありますので注意が必要です。
■3:ボタン初期値を設定する。(UserDefine\コンフィグ定義.yst)
2:で設定した@T()に初期値を設定させる。
■最後に
ERIS部分を修正することになるので、自己責任でお願いします。
ERIS部分は複雑ですのでバージョンアップ等の時にご注意ください。
以上、お役に立てればと思います。
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