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ぽてとです。
仕様回避するための方法なので内容が長くなっておりますがお付き合いください。
※私が知っている内容ですので、他に簡単なやり方が有るかもしれませんのでそれはご了承ください。
単純に「ゆっくりと表示」するだけであれば、前の回答にある通りに「この間に演出命令を追加することも可能です。」とある場所に演出を追加すればできます。
>//背景のみを変更
>\SP.BG(背景２) //イベ絵の場合\SP.EV()
>//この間に演出命令を追加することも可能です。
>\SP.GO(BG)
■サンプル１
\SP.BG(背景２)
\SP.2A(0, 256, 1000)
\SP.GO(BG)
※ただしこの場合は、一瞬黒背景が表示されてしまいます。A値を０以上から始めても微妙な演出になってしまいます。
「ゆっくりと表示」というのはBG命令と同様にフェード表示をさしているのであれば、演出命令で作成する方法があります。
ただし、仕様を回避しての表示なので少し手間がかかります。
※ゆっくりと表示がのような演出（スライドやフェード等）を想定しているのか不明なため、フェード表示として解釈して書きます。
背景レイヤ（BG）だけではフェード処理はできませんので、別のレイヤ（BGS）を用意する必要があります。
※吉里吉里でいう所の前景、後景の考え方です。
このときに、別のレイヤ（BGS）は立絵より後ろに表示させる必要があります。
表示させる順番をERISで変更するには奥行のZ値の変更が必要になります。
ERISのZ値は表示するサイズも拡縮されてしまいますので、ご注意ください。
※Yu-ris命令のZ値は表示順の制御ですが、ERIS側から表示順のみを制御するのは難しいので割愛します。
フェード表示の手順としては、
１．背景（BG）を表示
２．キャラクターを表示（背景（BGS）より小さいZ値を設定する。）
※背景（BGS）を立絵より大きい値にしても問題ありません。ただし、拡縮表示されるので注意してください
３．背景（BGS）をＡ値を変更しながら表示させる。
４．背景（BG）に新しい背景を表示する。
５．背景（BGS）を消去する。
※４．及び５．は見た目だけなら不要な処理です。
■サンプル２（フェードイン表示）
\BG(教室)
\SP.ST(キャラ)
\SP.ZZ(180,0) //立絵をBGSより小さい値にしてます。
\SP.2A(0, 256, 1000)
\SP.GO(キャラ)
キャラ「さてそろそろいくか」
\SP.BG(廊下)
\SP.2A(0, 256, 1000)
\SP.GO(BGS)
\SP.WA()
//以下はBGレイヤに表示させて、表示させていたものをもとに戻しています。
//見た目的には不要な処理です。
\SP.BG(廊下)
\SP.GO(BG)
\SP.WA()
\SP.DEL(BGS)
■まとめ
背景のBG命令を使用せずに、SP命令で表示した画像を背景として使用する事で立絵を消去せずに背景画像を変更することができます。
その後に本来の背景を元に戻す事で何事もなかったかのようになります。
元に戻している理由は、見た目は問題ありませんがスクリプトを組み込んでいる最中に現在の背景はBGなのかBGSなのかといった疑問も出る可能性があるというのが大きな理由です。
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