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投稿者:たくみ 2004/06/18(金) 19:23
Ver0.140をリリースしました。
文字列変数の保存、読出ができるようになりました。 方法としては通常変数と同様、
SAVE[ID=1 FILE="xxx" SET=$A]
のように使用します。
あと今回、CG 命令でレイヤーを操作してから、画面に反映されるまで 1フレーム分の描画遅延が発生していたのを修正しました。 あくまで1フレームですが、例えば FPS値を 20 などに設定した場合、 1 秒 ÷ 20で 0.05 秒の描画遅延が無駄に発生していたことになります。 またFPS値が 60 だとして 0.016 秒の遅延ですが、 それでもリアルタイムな描画や反応を要求されるゲーム等においては ちょっと無視できないラグですね…。 大変失礼致しました…。
また修正関係では、 各種構文チェックを強化し、記述ミスによる実行時エラーを ある程度回避できるようにしました。 記述ミスの例を以下に挙げます。
------------------------------------------------------------ ・小数点以下の部分に16進数表記ができてしまっていた
ex) @A = 5.0x12 ( ← . はピリオドです)
→実行できてしまっていた
------------------------------------------------------------ ・配列要素内の式構文チェックが厳密でなかった
ex1) @A = @B(6/*-+()3)
→実行時に内部エラーが発生していた。
ex2) INT[@HNO(10)] INT[@AA=@HNO(5-*2)]
→実行できてしまっていた
------------------------------------------------------------ ・配列要素内に配列変数を用いた場合、配列次元数チェックを行っていなかった
ex) INT[@A(10,5)] INT[@B(10,5)] INT[@C = @A(1, @B(3))] //← @B は二次元配列なのに、一次元配列として記述しても通ってしまう
→実行時に「配列サイズを超えています」という不適切なエラーが出ていた
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以上のような記述ミスをひととおり全て コンパイル時に検出できるようにしました。
これで、スクリプトミスかシステムのバグか、 いくらかですが判別しやすくなりました。
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