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投稿者:たくみ 2005/11/22(火) 01:19
Ver0.175をリリースしました。
…とは言え、もうすでに0.181をリリースしてしまっている状態ではありますが; 駆け足気味になりますが説明していきます。
■テキスト系の仕様の大幅改善をおこないました。
テキスト自動出力(既存の状態)の他に、テキスト手動出力モードを実装しました。 これにより、スクリプトに書かれているテキストを、どう処理するかを 自由に決めることが出来るようになりました。 システム変数 $_TEXT, $_TEXT_FLAG を利用することになります。 まだサンプルが無くて大変申し訳ないのですが、いずれ示したいと思います。
■CGレイヤの仕様改善をおこないました。
まず2次元レイヤを廃止して1次元レイヤに戻しました。 その代わりに、レイヤIDという概念を導入し、レイヤに名前が付けられるようになりました。 詳しくはマニュアルの[概要]→[レイヤ]の項目をご覧ください。
■TASK 命令をレイヤ番号だけでなくレイヤIDでも管理できるように変更しました。
タスクに関しても、CGレイヤ同様、IDで管理できるようになりました。
■半角文字の標準出力に対応しました。
半角文字を表示文字としてサポートするようになりました。 これで、いちいち\aマクロを使用しなくても簡単に英数文字が表示できるようになりました。
■区切り文字として「;」を採用しました。
半角文字を表示文字としてサポートするに伴い、必要となりました。 区切り文字を必要とする例を挙げると、「ABC」という文字を表示した後、CG命令を入れ、 その後また「DEF」という文字を表示したい場合、 ABCCG[NO=1 X=30]DEF と記述してしまうと、ABC は表示文字とは見なされず、 ABCCG という命令と見なされてしまい、エラーとなってしまいます。そこで、 ABC;CG[NO=1 X=30]DEF 上のように、『ここで区切ってくださいね』という『印』を明示的に記述することで、 コンパイラは正しく文字を認識することができます。
■32bitBMP、透過GIF, 透過PNG に対応しました。
透過付き画像を読み込むと、内部マスクとして自動的にレイヤに反映されるようになりました。 これで BMP, PNG, JPG, GIF 形式に関しては完全対応と言えるようになったかと思います。
■アニメーションGIFが読み込めるようになりました。
AVIファイルと同じ扱いになります。 表示させたいフレーム値を指定すると、それに対応した画像が表示されます。
■バイリニア補間による拡大縮小ができるようになりました。
ただし、縮小時はそんなには綺麗ではありません(でも最近傍法よりは綺麗です) 主に拡大用途になります。 CGACT 命令の SIZE2 キーワードを使用します。
■ウィンドウの複数生成に対応しました。
とは言え、大変すみません。まだ生成できる『だけ』です。 画像表示はできません(全く意味ない…;) レイヤセット機能と組み合わせることで初めて表示できるようになります。 それももうすぐ実装完了します。
■ダイアログ命令を拡張しました。
『はい』『いいえ』確認ダイアログや、文字列入力ダイアログが利用できるようになりました。 これにより、例えばプレーヤーの名前を入力させたり、独自の確認画面が簡単に作成できるようになります。
■文字列の記述に「”」ダブルクォーテーションを使用しなくても良いようにした。
度々の仕様変更で申し訳ないです。 文字列の記述にやはり「”」を使用しなくても済むようにしました。 コンパイラで文字列と自動で認識できるところは自動認識させて、 そうでないところだけ「”」で括るというスタンスで問題ないという見通しがつきました。
■サウンドのパン、ピッチを設定出来るようにした。
パンは音の左右の位置設定、ピッチは音の速さと思って頂ければ分かりやすいと思います。
■テキストフォントを設定できるようになりました。
ひとまず、フォント番号によるフォント設定に対応しました。 TEXT[FONT=5] というように指定します。ちょっと今はまだ扱いづらいのですが、 これはまず TEXTINFO 命令を使って、インストールされているフォントを全て調べてから 使うことが前提になっています。 いずれはフォント名を直接指定して設定させる命令も用意する予定です。 ※Ver0.181で実装しました。
■クリップボードとのやりとりに対応しました。
クリップボードへ文字列をセットしたり、クリップボードにある文字列を取得したり できるようになりました。
■各種不具合の修正。
コードの見直し等で見つかったさまざまな不具合を修正しました。
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