[もどる]
一括表示
0412 Ver0.200
投稿者:たくみ 2006/03/28(火) 21:22

Ver0.200 をリリースしました。

■マクロ機能を拡張。置換マクロと疑似関数マクロを統合し、さらに柔軟な記述を出来るようにした。
■システム変数 $_M〜$_M8 を実装。マクロ定義の際にパラメータ置換文字列として記述できるようにした。
■MACRO 命令に DEF〜DEF8 キーワードを実装。パラメータを省略した時のデフォルト文字列を設定できるようにした。

マクロ機能が再び拡張され、より柔軟な記述ができるようになりました。
例えば、

MACRO[NAME="IF" STR="IF[$_M] GO[#=$_M2] IFEND[]" ]

と定義しておいて、

\IF(@A>5, LABEL_1)

と記述すれば、

IF[@A>5] GO[#=LABEL_1] IFEND[]

と置換してくれるようになりました。
詳しい説明はマニュアルの その他命令 → MACRO 命令をご覧ください。
または sample_002 に実際の使用サンプルがありますのでそちらも参考にしてください。


■SYSTEMMODE 命令に DEBUGMODE キーワードを実装。デバッグモードを設定できるようにした。
■スクリプトデバッグ機能を実装。コンパイルエラーや実行時エラーの際にエディタでファイルを開き、該当行まで飛べるようにした。

実際に仕事でもかなり重宝したのですが、コンパイルエラー時や実行時エラーが発生した際に、
そのスクリプトファイルを関連付けされているエディターで自動的に開いて、エラーの発生した行まで
自動的に移動してくれる機能がつきました。


■MENU, MENUSET, MENUEND, MENUSETEND 命令を実装。メニューバーレイヤを設定できるようにした。
■システム変数 @_MENUCODE を実装。メニューバーのどの項目が選択されたかを取得できるようにした。
■WINDOW 命令に MENUID キーワードを実装。取り付けるメニューバーのメニューIDを設定できるようにした。

メニューバーが利用できるようになりました。
MENU 命令でメニュー項目を構築し、WINDOW 命令で関連付けたいウィンドウを指定して実際に反映させる、
というやり方になります。
詳細はマニュアルか、sample_002 のスクリプトをご覧ください。


■システム変数 @_PINT, @_PFLT, $_PSTR を GOSUB のネスト毎に値を保持するようにした。
■システム変数 @_RINT, @_RINT, $_RSTR の実装。RETURN 時のパラメータを別途専用に保持するようにした。
■RETURN 命令の PINT, PFLT, PSTR キーワードを RINT, RFLT, RSTR キーワードへ名称変更。

別の投稿で記述した文章そのままですが引用します。
GOSUB と RETURN でパラメータ格納先が別になりました。
GOSUB の時に設定したパラメータは @_PINT 系に、
RETURN で設定したパラメータは @_RINT 系に格納されるようになりました。
この @_PINT や @_RINT に格納されている値は、
GOSUB のネストごとに値が別途保持されるようになりました。
LOOP の多重ループで @_LC が ループネスト毎に違う値を保持しているのと
同じ感じになります。
とは言え通常の使用においては特に意識する必要はありません。
というよりむしろ、これにより意識しなくて済むようになりました。
いままでは、GOSUB で飛んだ先でさらに GOSUB ジャンプしたりすると、
@_PINT 系の値が上書きされたりして、現在何の値が格納されているか、
すぐに別の変数に格納した方がいいか、など、ビクビクしながら使わなくては
なりませんでした。ですが、この仕様改善により
ひとまずGOSUBで飛んだ先のそのルーチン内では、RETURN が来るまでは
@_PINT 系の値が更新されることはなくなり、安心して使えるようになりました。

0413 Ver0.201
投稿者:たくみ 2006/03/28(火) 21:23

Ver0.201 をリリースしました。

■レイヤ指定の仕様改善。レイヤIDの末尾にスラッシュ「/」を記述した場合、レイヤセットとして認識されるようにした。
■レイヤ仕様改善に伴い CGSET, CGSETEND, MENUSET, MENUSETEND 命令を CG, CGEND, MENU, MENUEND 命令へそれぞれ統合。

レイヤセットの記述指定を簡略化しました。
ID名の最後に「/」を記述すれば、レイヤセットを指定したとみなされます。

■システム変数 @_DEBUGMODE の実装。デバッグモードか否かを取得できるようにした。
■システム変数 @_ARGC, $_ARGV を実装。YU-RIS 起動時のコマンドラインパラメータを取得できるようにした。

例えば、「yu-ris.exe /abc」として起動すれば、「/abc」という文字列が取得できます。

■スクリプトファイルのエンコード形式(JIS,EUC,UTF8,UTF16)を簡易的にチェックするようにした。

UTFなどを読み込めるようになったわけではありませんが、
読込エラーが出ないよう、ひとまず簡単に事前チェックして弾くようにしました。

■フルスクリーンにするとメニューバーが設定されていても表示されなかった不具合を修正。
■VARACT 命令の CONVERT キーワードにシステム変数を記述すると正しく変換されなかった不具合を修正。
■システム動作を THREAD モードにすると入力系変数の値の増加/減少の仕方が異常になってしまっていたのを修正。

各種修正しました。

0414 Ver0.202
投稿者:たくみ 2006/03/28(火) 21:23

Ver0.202 をリリースしました。

■デバッグモードでない時(リリースモード時)にエラーが発生した場合、編集ボタン自体表示されないようにした。

リリース時は、「デバッグ環境っぽい匂い」を一切出さないようにしました。

■CGINFO でレイヤセットの情報が正しく取得できていなかったのを修正。
■CGCOLOR 命令でレイヤセット内のレイヤに対し MODE=1 で色を取得しようとすると、調べる座標がずれる場合があったのを修正。

各種修正しました。

0415 Ver0.203
投稿者:たくみ 2006/03/28(火) 21:29

Ver0.203 をリリースしました。
今回からβ2になります。

■CG 命令でレイヤ生成時、SX, SY キーワードで生成レイヤサイズを指定できるようにした。

CG[NO=1 SX=400 SY=300 FILE=""] とすると、400x300の黒画像が生成できたり、
CG[NO=1 SX=400 SY=300 FILE="abc.bmp"] とすると、abc.bmp の画像が400x300にクリッピングされて生成されたりするようになりました。

今まで、任意サイズの黒画像の生成の場合は、[1x1生成]→[CGACTで拡大]というように
2段階手順を踏まなくていけなかったのですが、それが1命令で済むようになりました。
細かいところで便利だったりします。


■CGINFO 命令に ONMOUSE, COLOR, SET, SET2 キーワードを実装。レイヤにマウスが乗っているかをより簡潔に取得できるようにした。
■CGCOLOR 命令を CGINFO 命令と統合し、CGCOLOR 命令を排除。

レイヤの色取得方法が仕様変更されました。
いままで
CGCOLOR[ID=ABC MODE=1 RGB=1 LET=@COL X=@_MOUSE_X Y=@_MOUSE_Y]
という記述でしたが、今回より
CGINFO[ID=ABC ONMOUSE=1 LET=@COL]
という記述で同様の動作をするようになりました。
調べる座標はデフォルトでマウス座標位置になります。
もし、マウス座標位置とは別の座標を調べたい場合には SET, SET2 キーワードで別途座標指定することになります。
CGCOLOR[ID=ABC ONMOUSE=1 LET=@COL SET=@_MOUSE_X+10 SET2=@_MOUSE_Y+10]
上の例だと、マウス座標よりXYそれぞれ10ピクセル右下の位置のレイヤ色を取得します。


■CGACT 命令の MEIDO, RECTPAINT キーワードでの色指定を SET, SET2, SET3 キーワードから SET キーワードへ変更。

色指定の方法が若干変わりました。
今まで R,G,B 毎に SET=0xff SET2=0x80 SET3=0x7f と指定していたのが、
SET=0xff807f というように、ひとつのキーワードにまとめて指定する形に変わりました。
計算式としては、いままでの指定が SET=@A SET2=@B SET3=@C とすると、SET=@A*65536+@B*256+@C になります。
もし既存のスクリプトで SET=12 SET2=34 SET3=56 と記述していましたら、
ひとまず SET=(12)*65536+(34)*256+(56) というように書き換えをお願いいたします。


■CGACT 命令の COPY, SWAP キーワードで、コピー先レイヤを指定しなかった場合強制終了してしまっていたのを修正。
■透過画像に対して CGACT 命令で明度や彩度等の加工を行うと透過部分がおかしくなってしまっていたのを修正。
■透過画像に対して CGACT 命令で回転等の加工を行うと強制終了してしまっていたのを修正。
■マクロのパラメータを8つ記述するとコンパイルエラーとなってしまっていたのを修正。
■入力系変数拡張に伴い、ゲームパッドからの入力が出来なくなってしまっていた不具合を修正。
■マウス非表示設定のままエラーが発生すると、マウスが消えたままになってしまっていた不具合を修正。
■コンパイラによるエンコードチェックで、一部違うエンコードとして認識してしまう不具合があったのを修正。

各種不具合修正しました。

0434 Ver0.203/0.02 (未)
投稿者:たくみ 2006/04/16(日) 22:03

(後ほど書きます)

0435 Ver0.203/0.03 (未)
投稿者:たくみ 2006/04/16(日) 22:04

(後ほど書きます)

0436 Ver0.204/0.04 (未)
投稿者:たくみ 2006/04/16(日) 22:04

(後ほど書きます)

0437 Ver0.205/0.05 (未)
投稿者:たくみ 2006/04/16(日) 22:07

(後ほど書きます)

0438 Ver0.206/0.06 (未)
投稿者:たくみ 2006/04/16(日) 22:08

(後ほど書きます)

0439 Ver0.207/0.07
投稿者:たくみ 2006/04/16(日) 22:09

Ver0.207/0.07をリリースしました。

今回はYU-RIS機能拡張がメインになります。
ロード機能ですが遅れてしまっていてすみません…。
セーブロード機能を正常動作させるにはライブラリがちょっと汚なすぎるため、
他の機能実装と同時進行で全体的に修正中です。
とにかく急ぎたいと思います。

■ムービーマクロが利用可能になりました。
\MOVIE(movie/opening.mpg)
こんな感じで使っていただく形になります。
ロゴ画面とタイトル画面の間に出したい場合などはまだ出来ませんが、
いずれ実装する別の機能で利用する形になります。

■F11キーによるスクリプトジャンプ機能が利用可能になりました。
仕事でスクリプターさんが多用していた機能です。
実行中に F11キーを押すと、その時点で動いているスクリプトファイルが開き、
該当行までジャンプしてくれます。実行エラー時の「編集」ボタンと同じですね。
「あ、ここの演出良くなかったから直したいな」となったときに、
いちいちスクリプトを追わずにすぐに修正できるようになります。
キーの変更も近いうちに出来るようにします。

0453 Ver0.208/0.08 (未)
投稿者:たくみ 2006/05/07(日) 22:25

(後ほど書きます)

0454 Ver0.209/0.09
投稿者:たくみ 2006/05/07(日) 22:26

Ver0.209/0.09 をリリースしました。

ようやくセーブロード機能が利用できるようになりました。
あとは演出、CG回想エンディングですね。それも急ぎます!

※追記:ロード直後の文字サイズや文字色が普通に戻ってしまうバグの存在が確認できています。
これは次回バージョンで修正します。

また今回、「TITLE」ボタンとか「EXIT」「ERASE」ボタンがサンプルに追加されました。
ボタンが増えてごちゃごちゃしてきましたが、
もちろん、これらのボタンは使っても良いし使わなくても良いものであります。
つまり、自分のゲームに必要ない(使いたくない)場合は、設計ファイル内で
ボタンを画面外に追い出す(画面外に表示されるように座標を調整する)か、
ボタン定義自体コメントアウト「//」で無効化してしまえばOKです。


あと最近、「何をすれば良いかよく分からないです」という質問の
メールをちらほら頂くようになりました。…ごもっともです(;;
YU-RISもERISも、最低限の機能の完装ということでは、本当にあともうちょっとのところまできたので、
本当に大変申し訳ないのですが、
このペースで先にCG回想エンディング、演出を実装させていただき、
その後マニュアルの充実に全力を注いでいきたいと思っています。