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投稿者:たくみ 2003/11/07(金) 12:04
Ver0.124をリリースしました。
前から実装しようと考えていた機能のひとつである、 スナップショット機能というものを実装しました。
どういうものかと言えば、たいしたものではないのですが、 複数のレイヤを重ね合わせた状態のスクリーンショットを撮り、 その結果を任意のレイヤに貼り付けることが出来るという機能です。
なんといいますか図で示さないと説明しづらいのですが、
例えば、 COPY[ANO=5 ANO2=0 BNO=10 BNO2=5] // (←ANO2=0 の指定でスナップショットをコピーすることになる とすると、 Y=5 のレイヤのスクリーンショットを撮って(Y=10, X=5)に貼れ、という命令になり、 (Y=5, X=1〜256)のレイヤを重ね合わせた状態のスクリーンショット画面を、 (Y=10, X=5)のレイヤに貼り付けます。 このあたりは今度マニュアルにて図入りで説明できればと思います。
この機能の有効な使い方の一例として、立ち絵のクロスフェードが挙げられます。 例えば立ち絵のポーズをクロスフェードで変えようとする際に、 こういうレイヤー構造を備えたシステム特有の問題(クロスフェード中において、 フェード前とフェード後の2つのポーズが両方とも半透明になってしまうため、 フェードに違和感が出てしまう)が発生してしまうのですが、 それを解決できるようになります。
また面白い使い方として、 『他のシステムにあるような動作をさせる』ことが擬似的に出来るようになります。 説明すると、ユーリスでは、レイヤーを表示させたり移動させたりすると、 それがすぐに画面に反映されるのですが、他のシステムには、 画面切り替え命令のような「専用の命令」を使って初めて、フェードなどの演出と共に 画面に反映されるような仕組みを採用しているものもあります。 そういった動きを擬似的に作り出すことができるようになります。
今度サンプルで説明したいと思います。
あと、今回の更新で、 画像ファイルの拡張子の記述を省略することができるようになりました。 省略した場合、拡張子を探しに行く順番としては 「.BMP」「.PNG」「(拡張子なし)」の順になります。
例えば、FILE="ABC" と記述した場合、まず "ABC.BMP"が有るかどうかを探しに行き、 なければ次に"ABC.PNG"を、それでもない場合は"ABC"という拡張子無しのファイルを探しに行きます。
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