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投稿者:たくみ 2005/07/18(月) 10:10
Ver0.165をリリースしました。
■スクリプト位置のセーブロードができるようになりました。 つ…ついに…(;; 特殊な仕様だっただけに、決定するのに時間をかけすぎたのがいけませんでした。本当にすみません…; ただ、まだちょっと完全とは言えず、ADVシステムとして実際に使用するには、 残りのテキスト仕様変更も完了させてしまわなければなりません。 (以前から言っていた、テキスト表現が自由自在になるという仕様がそれです) それと組み合わせることで、飛躍的に自由に組めるようになります。 とはいえ現状でも工夫次第でいろいろ出来ます。 簡単なサンプルが YU-RIS Ver0.165 の sample4 フォルダに入っていますので、 よろしければ実行してみてください。
で、今回よりスクリプト位置のセーブロードができるようになったわけですが、 上でも述べましたが他のシステムと違いましてちょっと特殊になります。 どういうものか簡単に説明しますと、 『現在のスクリプト位置情報を1個の変数に保存して管理する』という考え方になります。
今回実装された機能として、TASK 命令と TASKINFO 命令のそれぞれ機能追加がありまして、 ・TASKINFO 命令 → 現在のスクリプト位置情報を取得し、変数に格納する。 ・TASK 命令 → 現在のスクリプト位置情報を設定し、実行位置を変える。 という機能が実装されたのですが、 これを利用することで、 例えばセーブする時は、TASKINFO 命令を使ってスクリプト位置情報を変数に保存した後、 SAVE 命令を使ってその変数をファイルに保存すれば、事実上スクリプト位置のセーブになり、 ロードする時は、LOAD 命令で変数をファイルからロードした後、 TASK 命令を使ってその変数に格納されているスクリプト位置情報をセットしてやれば、 事実上スクリプト位置のロードになるという感じです。
『スクリプト位置をファイルとして保存する』という専用の命令を作らずに、 『1個の変数』として保存して管理する、という仕様にしたことにより、 いろんなタイプのセーブロードシステムに汎用的に対応できるようになります。 特に、ちょっと特殊なセーブロードシステムを組もうとするとき、この仕様が活きてくると思います。 例として、 『文章読み返し(バックログ)画面から、任意の位置の文章を選択して、いつでもそこへロードできる』 なんていう機能を持ったシステム(※実際にあります)も、特殊なことをさせずに組む事が可能になります。 また、スクリプト位置情報のセーブロードと、フラグ変数などのセーブロードが独立していますので、 例えばセーブデータのフラグだけリセットさせたい、という場合なども楽に対応できます。
と、いろいろ出来る出来ると言っても、何もサンプルがなければ具体的な記述方法が分からないと思いますので(@@;ゞ 今後、機能を追加次第、サンプル4に順次追加して載せていく予定です。 お待ち下さいませ。
#IF命令のAND、OR対応等の拡張は今回間に合いませんでした…;
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