■条件サブルーチンジャンプ命令 \GOSUB.IF
[記述] |
\GOSUB.IF( 条件式, ラベル1, ラベル2 ) |
[パラメータ] |
(1)条件式 :この条件式を満たしているか否かで、ラベル1へサブルーチンジャンプするか
ラベル2へサブルーチンジャンプするかが変わります。
(2)ラベル1:条件式を満たした時にサブルーチンジャンプするラベル名を指定します。
記述を省略した場合はサブルーチンジャンプしません。
(3)ラベル2:条件式を満たさない時にサブルーチンジャンプするラベル名を指定します。
記述を省略した場合はサブルーチンジャンプしません。
|
[パラメータ省略時] |
(1)条件式 :(省略不可)
(2)ラベル1:""
(3)ラベル2:""
|
[説明] |
条件式を満たしているときはラベル1へサブルーチンジャンプし、
満たしていない時はラベル2へサブルーチンジャンプします。
ラベルの記述を省略した場合はサブルーチンジャンプしません。
サブルーチンジャンプは 16 回までネストが可能です。
条件式の書き方としては、以下のようになります。
@L(1)==5 ← 変数@L(1)が 5 である
@L(1)!=5 ← 変数@L(1)が 5 でない
@L(1)> 5 ← 変数@L(1)が 5 より大きい
@L(1)>=5 ← 変数@L(1)が 5 以上
@L(1)< 5 ← 変数@L(1)が 5 より小さい
@L(1)<=5 ← 変数@L(1)が 5 以下
@L(1)>=5 && @L(2)<3 ← 変数@L(1)が 5 以上で、かつ、変数@L(2)が 3 より小さい
@L(1)>=5 || @L(2)<3 ← 変数@L(1)が 5 以上か、または変数@L(2)が 3 より小さい
以下は文字列同士の比較評価の場合です。
$L(1)=="りんご"] ← 変数$L(1)の内容が「りんご」である
$L(1)!="みかん"] ← 変数$L(1)の内容が「みかん」でない
$L(1)==$L(2)+$L(3)] ← 変数$L(1)の内容が$L(2)と$L(3)を連結したものと同じである
| [記述例] |
例1
\GOSUB.IF(@L(1)==5, LABEL1)
→変数 @L(1) が 5 のときは LABEL1 へサブルーチンジャンプし、
5 で無かったときはどこへもサブルーチンジャンプしません。
例2
\GOSUB.IF(@L(1)==5,, LABEL2)
→変数 @L(1) が 5 のときはどこへもサブルーチンジャンプせず、
5 で無かったときは LABEL2 へサブルーチンジャンプします。
例3
\GOSUB.IF(@L(1)==5, LABEL1, LABEL2)
→変数 @L(1) が 5 のときは LABEL1 へサブルーチンジャンプし、
5 で無かったときは LABEL2 へサブルーチンジャンプします。
|
|