■メニューレイヤ設定命令 MENU[ ]
メニューレイヤ(またはレイヤセット)を生成したり、属性を設定します。
システム起動時、メニューレイヤセットのルートフォルダはデフォルトで「M0」になり、
その階層の下にレイヤを生成していく形になっています。
メニューを設定しただけでは何も起こらず、
実際に設定したメニューをウィンドウのメニューバーとして反映させるには、
WINDOW 命令の MENUID キーワードを実行します。
また、その後メニューを設定変更などをし、それを反映させる場合にも
再び WINDOW 命令の MENUID キーワードで反映処理を行わなくてはなりません。
キーワード
ID = 文字列 | レイヤIDを指定 |
NAME = 文字列 | メニュー項目名を設定します。 ※名前を無記入("")にした場合、セパレータ(区切り線)になります。 |
E = 値(0/1) | 項目の存在の有効(1)/無効(0)を指定 |
A = 値(0〜256) | 0を設定すると項目が灰色になり選択できないようになります。 |
Z = 値 | レイヤの優先順位(Z)を指定 |
CHECK = 値(0/1) | チェックマークの有無(1=有/0=無)を設定します。 |
CODE = 値 | メニューが選択されたか否かを検出するための値を指定 |
[1]レイヤー「ABC」に、「終了」という項目名でレイヤを作成する。また、CODE 値を 5 に設定する。
※実際に メニューバーの「終了」の項目が選択されると、システム変数 @_MENUCODE に 5 の値が格納されます。
MENU[ID=ABC Z=1 NAME="終了" CODE=5]
[2]レイヤ「ABC」にチェックマークを付ける。
MENU[ID=ABC CHECK=1]
[3]レイヤ「ABC」を灰色表示にして選択できないようにする。
MENU[ID=ABC A=0]
[4]レイヤ「ABC」を無効にする。(項目自体が一時的に存在しない状態となります)
MENU[ID=ABC E=0]
[5]レイヤ「ABC」をセパレータ(区切り線)にする。
MENU[ID=ABC NAME=""]
[6] 優先度10 のレイヤセット「ABC」を生成する。
MENU[ID=ABC/ NAME="ファイル" Z=10]