TOP命令一覧変数命令>\LET.IF
 \LET  \LET.IF  \RND
■条件代入命令 \LET.IF

[記述]
\LET.IF(条件式,代入式1,代入式2)
[パラメータ]
(1)代入式:変数へ代入する式を記述します。
[パラメータ省略時]
(1)代入式:(省略不可)
[説明]

条件式を満たしているときは代入式1を実行し、満たしていない時は代入式2を実行します。
代入式の記述を省略した場合は何もおきません。


  条件式の書き方としては、以下のようになります。

  @L(1)==5                ← 変数@L(1)が 5 である
  @L(1)!=5                ← 変数@L(1)が 5 でない
  @L(1)> 5                ← 変数@L(1)が 5 より大きい
  @L(1)>=5                ← 変数@L(1)が 5 以上
  @L(1)< 5                ← 変数@L(1)が 5 より小さい
  @L(1)<=5                ← 変数@L(1)が 5 以下
  @L(1)>=5 && @L(2)<3     ← 変数@L(1)が 5 以上で、かつ、変数@L(2)が 3 より小さい
  @L(1)>=5 || @L(2)<3     ← 変数@L(1)が 5 以上か、または変数@L(2)が 3 より小さい

  以下は文字列同士の比較評価の場合です。

  $L(1)=="りんご"]        ← 変数$L(1)の内容が「りんご」である
  $L(1)!="みかん"]        ← 変数$L(1)の内容が「みかん」でない
  $L(1)==$L(2)+$L(3)]     ← 変数$L(1)の内容が$L(2)と$L(3)を連結したものと同じである

[記述例]

例1
 \LET.IF(@L(1)==5, @L(101)=1)

  →変数 @L(1) が 5 のときは @L(101) に 1 を格納し、
      変数 @L(1) が 5 で無かったときは何もしません。


例2
 \LET.IF(@L(1)==5,, @L(102)=1)

  →変数 @L(1) が 5 のときは何もせず、
      変数 @L(1) が 5 で無かったときは @L(102) に 1 を格納します。


例3
 \LET.IF(@L(1)==5, @L(101)=1, @L(102)=1)

  →変数 @L(1) が 5 のときは @L(101) に 1 を格納し、
      変数 @L(1) が 5 で無かったときは @L(102) に 1 を格納します。