■変数読出命令 LOAD[ ]


ファイルからデータ(値)を読み出します。

「save」フォルダ内にある指定したファイルから、指定した任意のデータ(値)を読み出します。

どのデータを読み出すかの指定として、
SAVE 命令でデータ(値)を保存した時に対応づけたデータ番号を指定します。
例えば仮に、LOAD[FILE="AAA" DNO=5 SET=@C]　とした場合、
「ファイルＡＡＡ．ＳＤの中から、５番目のデータ(値)を、変数＠Ｃに読み出す」
という意味でとらえていただければ分かりやすいと思います。

配列変数の一括読み出しも可能です。その場合、配列変数の全要素を一括で読み出す形となります。
LOAD[FILE="AAA" DNO=12 LET=@TEST2()] のように記述すれば、保存した配列変数を読み出せます。
詳しくは SAVE[] 命令の項目をご覧ください。



キーワード

FILE = ファイル名
データファイル名
DNO = 値(1〜1024)
データ番号の指定
LET = 変数名
読み出した値を格納する変数
ID = 文字列
レイヤーＩＤを指定




[1]saveフォルダ内の「GLOBAL_FLAG.sd」から、データ番号１に対応するデータ（値）を、＠ＡＢＣという整数変数に格納する。

　　INT[@ABC]
　　LOAD[FILE="GLOBAL_FLAG.sd" DNO=1 LET=@ABC]


[2]saveフォルダ内の「SAVE_001.sd」から、データ番号５に対応するデータ（値）を、＠ＦＦという実数変数に格納する。

　　FLT[@FF]
　　LOAD[FILE="SAVE_001" DNO=5 LET=@FF]　　（※拡張子.sdを省略することも出来ます）


[3]saveフォルダ内の「SAVE_001.sd」から、データ番号１２３に対応する配列データ（値）を、＠ＨＡという配列変数に格納する。

　　INT[@HA(500,20)]
　　LOAD[FILE="SAVE_001" DNO=123 LET=@HA()]


[4]saveフォルダ内の「SAVE_001.sd」から、データ番号３０に対応するデータ（文字列）を、＄Ｓという文字列変数に格納する。

　　STR[$S]
　　LOAD[FILE="SAVE_001" DNO=30 LET=$S]


[5]saveフォルダ内の「SAVE_001.sd」から、データ番号１００に対応する画像を、ＣＧレイヤー「ＢＧ」に読み込む。

　　LOAD[FILE="SAVE_001" DNO=100 ID=BG]