■背景マクロ \BG ■イベ絵マクロ \EV , \EV_W
[記述] |
\BG( BGファイル名, 距離Z, 演出時間, トランジション文字列, トランジション精度, CLICKスキップ, CTRLスキップ )
\EV( EVファイル名, 距離Z, 演出時間, トランジション文字列, トランジション精度, CLICKスキップ, CTRLスキップ )
\EV_W( EVファイル名, 距離Z, 演出時間, トランジション文字列, トランジション精度, CLICKスキップ, CTRLスキップ )
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[パラメータ] |
(1)BG(EV)ファイル名 :背景(イベ絵)ファイル名を指定します。
(2)距離Z :スプライトのZ値を指定します。
(3)演出時間 :フェード表示させる時間を指定します。
0 を指定すると瞬間表示になります。
(4)トランジション文字列:通常フェードでなくトランジションで表示させたい場合に
トランジション文字列を指定します。
(5)トランジション精度 :トランジション画像の精度(ぼけ具合)を
0〜256 で指定します。値が大きいほどカッチリします。
-1 を指定もしくは記述省略すると、トランジション定義で
定義されているトランジション精度になります。
(6)CLICKスキップ :クリック(文章送りキー)でスキップを許可するかどうかの設定です。
0 で許可、1 で禁止です。
(7)CTRLスキップ :CTRLキー(スキップキー)でスキップを許可するかどうかの設定です。
0 で許可、1 で禁止です。
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[パラメータ省略時] |
(1)BG(EV)ファイル名 :(省略不可)
(2)距離Z :200
(3)演出時間 :0
(4)トランジション文字列:""
(5)トランジション精度 :-1
(6)CLICKスキップ :(\BG.SKDEF/\EV.SKDEF で設定した値。設定されていなければ 1)
(7)CTRLスキップ :(\BG.SKDEF/\EV.SKDEF で設定した値。設定されていなければ 0)
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[説明] |
レイヤ最背面(レイヤ名は「BG」固定)に背景画像を表示します。
※イベント絵も背景レイヤとして表示されます。
※背景を読込/消去する場合は、必ず \BG マクロを使用してください。
背景レイヤだけは、Z値に関係なく一番後ろに表示されるようになっています。
\BG と \EV の違いは、それぞれ参照するデフォルトのフォルダ位置が
違うだけで( \BG は bg/ フォルダ内を、\EV は ev/ フォルダ内を参照する )、
あとは全く同じ命令です。
\BG 命令で背景レイヤを切り替えると、\FIN, \FOUT と同様、
立ち絵やチップレイヤは切り替えと一緒に消えていき、
切り替え完了後、レイヤ消去されます。
これは今回、背景ごとに消失点というものができ、
立ち絵の位置を変えないまま背景(消失点)を変更することが至極困難なため、
仕様となっています。
※\EV_W 命令について
\EV_W 命令は、イベント絵と一緒に、セーブロード画面のサムネイル用に
白ヌキ用画像を一緒に読み込むための命令です。
\EV_W(ev_001) と記述すると、
イベント絵「ev_001」を読み込むと同時に、
「ev_001_w」という名前の白ヌキ用画像を一緒に読み込みます。
白ヌキとはどういうものなのかは、サンプルスクリプトの
「白ヌキサンプル」を実際に動かしてみていただければと思います。
| [記述例] |
\BG(BG03, , 500, "ysr003")
→背景を BG03 に、背景定義で設定した距離(Z値)で、
500msかけてトランジションをかけながら切り替えます。
\BG(BG03, 250, 500, "ysr003")
→背景を BG03 に、距離(Z値)を250の状態で、
500msかけてトランジションをかけながら切り替えます。
※距離の引数を省略すると、背景定義で設定した距離が設定されます。
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