■マクロ
※マクロの定義方法や機能の詳細は、「その他命令」→「MACRO」をご覧ください。
マクロ機能を使えば、記述の面倒なコマンドや、繰り返し何度も使うようなコマンドを
簡単に記述できるようになります。
定義は macro.yst ファイル内で行います。定義の仕方は、
MACRO[NAME=マクロ名 STR="マクロ文字列"]
となります。定義したマクロを使用する場合は、
\[マクロ名]
と記述します。
※マクロ名として使える文字は、半角の英数字、アンダーバー、および全角文字です。
( 例:\CGLOAD , \CG_LOAD , \CG_LOAD_1, \画像読込 )
ただし、半角文字の次に全角文字がつく名前は使用できません。( 例:\abc123 )
例: MACRO[NAME=TC STR="TEXT[X=20 Y=360 SIZE=24]"]
このように定義した場合、スクリプトファイル中に
\[TC]
という記述があった場合、
TEXT[X=20 Y=360 SIZE=24]
という記述に変換されて実行されます。
場合によっては、角括弧の記述を省略することが出来ます。
たとえば、マクロ名に続く文字が全角文字の場合は、角括弧を省略できます。
例: \ABCあいうえお
また、行末での記述においても省略できます。
例: CG[ID=BG X=5]\ABC
ユーリスでは、デフォルトで登録されているマクロ(システムマクロ)が存在します。
これを使用すると、テキストの記述で特に役立ちます。
\[r] (改行マクロ)
\[p] (改ページマクロ)
\[c] (クリック待ちマクロ)
例: あいうえお\[r]かきくけこ\[c]さしすせそ\[p]たちつてと\[r]
のように記述します。
この場合はマクロ名に続く文字が全角文字ですので、下のように角括弧の省略が可能です。
例: あいうえお\rかきくけこ\cさしすせそ\pたちつてと\r