■タスク生成命令 TASK[ ]
タスクレイヤを生成したり、有効無効の設定やスクリプト位置などを制御します。
タスク生成の場合は、指定したラベル位置から始まるタスク(新たな制御の流れ)を生成します。
タスクを生成すると、その瞬間からタスクが動作し始めます。
RETURN 命令に到達すると、タスクは自動的に消滅します。
※(GOSUB でネストしている場合は別です。GOSUB のネストが無い状態で RETURN に到達すると消滅します)
タスクIDを指定しなかった場合、この命令を実行した自身のタスクが対象になります。
キーワード
ID = 文字列 | レイヤIDを指定 |
E = 値(0/1) | レイヤの有効(1)/無効(0)を指定 |
Z = 値 | タスクの実行優先度を指定 ※タスクレイヤ生成時のみ有効 ※省略した場合は1を指定したことになる |
# = ラベル名 | タスク生成先のラベルを指定 |
SCRIPTPOS = $変数名 | スクリプト位置情報を設定する |
[1] タスクレイヤ「SUB」に、ラベル #ABC から始まるタスクを生成する。
TASK[ID="SUB" #="ABC"]
[2] タスクレイヤ「SUB」の実行を停止する(存在はし続ける)。
TASK[ID="SUB" E=0]
[3] タスクレイヤ「SUB」の実行を再開する。
TASK[ID="SUB" E=1]
[4] タスクレイヤ「SYSTEM」の現在のスクリプト位置情報を、
文字列変数 $A に格納された情報で上書きする(位置を設定する)。
※事実上スクリプト位置のロードになります。
TASK[ID="SYSTEM" SCRIPTPOS=$A]
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